リコール

RPステップワゴン、テールゲート再リコールへ。約9万台が対象。

ステップワゴン再リコール

本田技研工業株式会社からリコールが発表されました。以下リンクとなっています。今回のリコールの内容をわかりやすく解説していきます。

 

 

内容
  • テールゲートオープンステーが再リコール
  • 今度は車体側ボールジョイントが原因
  • 部品が生産出来ていないのでタイラップ止め
  • 首を骨折する恐れも
  • 点検後の確認ポイント

テールゲートオープンステーが再リコール

前回のリコール時は

「RKステップワゴン」

「初期型NBOX JF1・JF2」

「現行RPステップワゴン」

の3車種でしたが、

今回は現行ステップワゴンのみのリコールになりました。

わくわくゲートが重いために

テールゲートオープンステーに負荷を掛けているんでしょうか?

今回はテールゲートオープンステーの
車体取り付け側が原因

前回のリコール時はトランク側のスタットボルトが緩んでいた場合は、

ボルト交換をして、テールゲートオープンステーの上と下に

外れ防止カバーをする対策を行っていました。

以下が前回の内容です。

前回の原因
その①トランク側ボルトが緩んで折れる

テールゲートオープンステーにおいて、ボールスタッドを取付けるテールゲートヒンジの締結座面穴径及び、ボールスタッドの締結座面径の指示が不適切なため、テールゲート開閉操作を繰返し行うと締結座面が座屈するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ボールスタッドが緩み、最悪の場合、ボールスタッドが折損テールゲートが突然降下するおそれがあります。

前回の原因
その②オープンステークリップが緩くて外れる

テールゲートオープンステーにおいて、下側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの取付部構造が不適切、または、上側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの組付け作業が不適切なため、ボールジョイントと車体側ボールスタッドを固定するクリップが浮くものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、テールゲート開閉の繰返しにより、ボールジョイントが車体から外れ、テールゲートが突然降下するおそれがあります。

今回の作業内容

なぜ前回の作業で改善出来なかったのか。それにはこんな理由があります。

今回の原因は、外れ防止カバーが役に立っていなかった。

テールゲートオープンステーにおいて、下側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの取付部構造が不適切なため、ボールジョイントとボールスタッドを固定するクリップが変形し、浮き上がることがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、テールゲート開閉の繰返しにより、ボールジョイントが車体から外れ、テールゲートが突然降下するおそれがあります。

オープンステーに付いているクリップは、毛抜きみたいな構造をしており

毛をつまむような所でオープンステーからボールジョイントが

抜けないような構造になっているんですね。

そして、このクリップが変形して外れ防止カバーがあったとしても、

緩んでオープンステーが外れてしまうんです。

部品が間に合わないので、ステー下部をタイラップ止め

テールゲートオープンステー及びボールジョイント外れ防止カバーを新品に交換します。なお、改善対策部品の供給に時間を要することから、暫定措置として、下側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの取付部を結束バンドで固定します。

暫定処置なのはコロナ渦の影響と考えられます。

脱落しないようにする処理としては

ボールジョイントを支える方向に力が加わる訳では無いので

タイラップが切れる事が無いので問題ないかと思われます。(ズレ防止のため)

首を骨折する可能性も

オープンステーが外れれば、トランクを開けて何か作業をしているときに

トランクが落ちてきます。その重さはわくわくゲートを

備えていることで容易に想像出来ると思います。

点検後の確認すべきポイント

傷確認は必須
  • オープンステー上端部分付近の外装にキズが入ってないか確認する
  • 開け閉め時に異音がないか確認する
  • トランクライニングの傷を確認する

何故確認が必要かというと、オープンステーを外す際は小さい精密ドライバーで

クリップを浮かせながら外すんですね。そのときに精密ドライバーが

ボディーを傷つける可能性があるんです。

また、オープンステーを外す際には

トランクが落ちないように支えとなる棒を

トランクライニング(内装樹脂)に当てて

作業するので、傷が入るかもしれません。

(普通はゴムなどの緩衝材は挟みます。)

また、作業が終わったとしても、クリップに異常がある場合は

異音が鳴る可能性があります。

そういう場合は必ずディーラーにその旨を訴えましょう。

リコールは迷わずやりましょう。
顧客・ディーラー共にWIN・WINです。

リコール作業はカーディーラーが全て負担する訳ではありません。

作業責任はディーラーに発生しますが、金銭的な負担は全て自動車製造メーカーとなり

部品代や工賃などの費用はメーカー持ちとなるので、

逆にディーラーが儲かる仕組みとなっております。

つまり、こういった作業がディーラーの営業利益となるわけです。

嫌な顔はされませんので、バンバンリコール作業を受けてしましましょう。

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