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2020年6月5日にエアバックのリコールが発表されましたね。
今回は作業内容と、作業完了後のチェックポイントをお話しします。
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今回の内容
要するにエアバックが破れて「膨らまない」って事を言ってます。
助手席側エアバッグモジュールにおいて、エアバッグの縫製が不適切なため、縫製部の強度が不十分なものがあります。そのため、衝突時にエアバッグが作動した際に縫製部が裂けて正常に展開せず、乗員保護性能が低下するおそれがあります。
総数は8618台。
ここの交換は大変です。
以前のエアバックリコール車は、エアバックを取り外すまでの行程が少なかったのに対して、(エリシオンは別です。インパネが割れるのを考慮して助手席足下に搭載されているエアコンシステムを外して、そこからエアバックにアクセスする手法を公式ではないがやっていた。自分ではない。)
現在の車は極力インパネの切れ目を最低限にして見栄えを良くしているんです。整備士の立場からしたらはた迷惑な話です。(俺はもう元整備士ですが。)
作業後のチェックポイント
リコール作業時には多くの内装部品を外します。作業時に傷が入っているかもしれなせん。是非チェックを。
ナビパネルが浮き、傷ついていないか。
エアコン吹き出し口をチェック
カスタムは特に注意。ナビを外す際に部品が干渉する恐れがあり、吹き出しパネルは塗装されているため傷が入りやすく目立ちやすいです。
シフトノブをチェック
シフトノブは内装部品を外す際によく干渉します。何気なく操作しているかもしれませんが、傷が入る可能性があります。要確認。
シフトノブ周りも要チェックです。プラ製なので傷が入りやすいです。
エアコン操作パネルをチェック
エアコン操作パネルはねじ止めではないので正しくはめ込まれてないと浮きが出ます。異音にもつながるのでチェックポイントです。
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